未だ学歴社会として存在する日本。
その歴史は遡ること150年前。明治政府が効率的に優秀な兵士を育成させるために公布した富国強兵策が基となり、今の学校制度が確立された。
未だ8割近い企業がこの「学歴」を重視しており(しかも大企業になればなるほど学歴は足切りにおける基準の一つだ)GMARCHや早慶と言われる私立大学、東大や京大などの国公立に入れば、とりあえず安定した収入が見込める。
もちろん、一つの足切り基準として「学歴」を使うのは構わないし、むしろ効率的な手段だと思う。しかし、これからの時代で本当に必要なのは学歴だけなのだろうか?
昨今のインターネットを始めとするAIの進化のスピードは恐ろしい。
少なくとも、10年前には誰も予想していなかった世界が今存在している(10年前に「歩きスマホ」の深刻化について誰か定義していただろうか?)
この情報化社会はこれからさらなる進化を遂げていくだろう。
有名著者の書いている本の多くにも「あと50年のうちに日本の職業の半分以上がAIに取って代わる時代になる」的なことが書いてある。
(それはあと5年後かもしれないし100年後かもしれない、この具体的な数値はあくまで予想に過ぎないのだが。)
だが、将来確実に「AIが人間の職業を取って代わる」という未来は来る。
例えばスーパーマーケット。
最近セルフレジを取り入れたスーパーを多く目にしないだろうか?
盗難防止の為にまだレジに人が立って接客をしているが、防犯対策が強化され、レジから完全に人が消えるのは時間の問題だろう。
そうなるとこれまでのような「レジ打ちアルバイト・パート募集中!」と書かれた広告は今後一切見なくなるだろうから、バイトの職業選択が一つ減った(AIに置き換えられた)ということになる。
こういった職種がこれから増々ふえていくことを予想すると、かなり職業選択が絞られてくる。(このことについては別記事で特集)
前置きがかなり長くなってしまったが、ここから本題に入っていく。
・高学歴=高収入?????
今はまだ、勉強さえできれば会社に入って仕事を貰える時代だと思う。
頑張って大手企業に入りそこそこの成績を上げれば、年収800万~1000万も夢ではないだろう。
だが良い意味でも悪い意味でも、AIの侵略によって職業選択が絞られてくる未来において
「勉強だけ出来る人」は果たして本当に必要なのだろうか?
私は「必要ない」と思う。
だって、どんなに頭が良い人でもスーパーコンピュータには敵わない。
こればかりは奇跡が起きて、めちゃめちゃ天才が現れない限り覆すことは出来ない。
例を挙げてみよう↓↓
《難しい数Ⅲの計算が出来る→コンピュータにやらせたら1秒で答えが出る》
《英語の長文を速読できる→Google翻訳にやらせれば小学生でも理解できる》
《歴代首相の名前を全て言える→ググれば出てくるやん笑》
このようにほとんどのことをAIが解決してくれる時代なのだ。
なんなら小中高で習うことの99%はネットに載っているし(しかもプロの塾講師の分かりやすい解説がついてたりする)学校に通う必要性すら疑問に思えてくる(この話題については別記事で特集)
こうなると学歴でマウントを取っている人たちが哀れにさえ思えてくる。
だって何年もかけて学んだことが、AIにかかれば1秒で解決出来てしまうのだから。
ここで勘違いしないで頂きたいことが一つある。
その学歴は決して無駄なことではないということ。
数Ⅲの計算ができるのも英文を速読できる力も、決して無駄にはならない。
ただ残念なことに、いくら勉強しても「コンピュータには敵わない」というのは事実である。
・これから求められること
それではこれから先求められることについて以下の6つに的を絞ってみた。
①技術力
②行動力の素早さ
③情熱を持つ
④広く深くの精神
⑤魅力を持つということ
⑥フォロワーの獲得
次回は①技術力について特集していく。
それでは。
Comments