みなさんこんにちは!こたつです。
今日はタイトルの通り
シネマチックな動画の作り方を教えちゃいます。
せっかく良いカメラ買ったのにスマホと同じじゃん...
映画っぽい作品撮ってみたいけどどうすればいいか分からない...
大丈夫!この記事を見ればポイントを押さえてシネマチックな動画を撮れるようになります。
【設定編】
まずは動画撮影の基本的なポイントをおさらいします。
①フレームレート(fps)
1秒間にカメラ内で処理されるコマ数を指しています。
イメージはパラパラ漫画と同じで、枚数=fpsが大きいほど滑らかな動きになり、反対に小さいほどカクカクした動きになります。
では、シネマチックな動画に適したフレームレートはいくつなのか?
ズバリ、24fps。
一般的な動画撮影、テレビ番組は30fpsなので、少し低め。
フレームレートが高いほど自然で美しい映像になると思いがちですが、実はその逆です。
ちなみに編集でスローモーションを使って24fpsに変換するときは、60fpsや120fpsで撮影しましょう。24fpsで撮るとカックカクのガッサガサな動画になります。ダサい。
②シャッタースピード(SS)
カメラのシャッターが開いている時間を指します。SSが短いほどブレる心配は少ないですが、長ければ水の動きなどをリアルに撮影出来ちゃいます。
早速シネマチックな動画に適したシャッタースピードを教えます。
フレームレートの2倍。24fpsとすると1/50です。
1/48なんて設定ないから1/50でOK。
細かい理由の説明は難しいので省略しますが、要はちょーどいいモーションブラー、
つまりブレが出せるから。シネマチックな質感を与えてくれます。
もちろんシーンの使い方でSSは変わります。慣れてきたら色々試してみるのもおススメ。
③被写界深度
ざっくりいうと、写真の焦点が合っているように見える距離のことです。
②でも触れたように、シネマチックな動画は背景のボケ感が大事なんです。
単焦点レンズを使ったシャープでボケ味を生かした被写界深度の浅いショットは
とっても美しいですよね。
日中であれば減光フィルターを使うことで被写界深度を浅く保つことができるので、
ぼかすことは案外難しくないんです。
でもやりすぎは危険なので、どこから先をぼかすかが撮影者の腕の見せ所です。
ここからは実際に撮影する際の構図・照明について説明します!
【構図編】
④「ストーリーの世界」を魅せる
動画撮影でありがちなのが、撮影者が撮りたい!と思ったかっこいいカットが前面に出てそもそも全体のストーリーが見えてこないというもの。
シネマチックな動画ではまず「このストーリーの世界」を紹介するカットが欲しいです。
歌でいうイントロみたいな感じですね。
撮影場所の全景やドローンを使ったショットなど撮り方はいろいろあるので、構図を決めるときにしっかり考えましょう。
⑤カメラの存在を意識させない
見る人を引き込むためには、カメラの存在を意識させないことが重要です。
シネマチックな動画を撮りたい、躍動感はあまり重視しないという場合は、
基本的にはゆっくりとした安定感のあるカメラワークにしましょう。
ジンバルやシーンに応じてスライダーを使うことで、よりリッチな画になり、
シネマチックな質感が強調されるはずです。
持ち運びや設置の手間を考えても、使うことをおススメします。
⑥スムーズトランジションをうまく使う
壁や植物をなぞるように撮影しながらカットをつなげることで、カット割りに動きがつき動画全体を一つのストーリーに見せるためには必須のテクニック。⑤にも関連してきます。
最近は色んな人が使っている手法なので、かっこいい撮り方として人気です。
もちろんシネマチックな動画でも重要なテクニックですが、特に前後のカットのスピードに気をつけましょう。そのカットの動画全体における意味付けによってスローモーションなどを使うと効果的です。
【まとめ】
ここまで読めばあなたもきっとシネマチックな動画を撮影できるようになったはずです!
僕のブログでは他にもガジェット紹介や映像制作に関する記事をあげてるので
是非見てくださいね。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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